SUNCOMの先輩社員

アクセスエンジニア

市﨑翼 Tsubasa Ichizaki 2018年入社社会システム事業本部
フィールドビジネス本部
アクセス部

通信に必要な
情報ネットワークのインフラに携わりたい

大学で学んだ情報系の知識を生かせる仕事に就きたいと思い、情報通信系の設備にかかわることができる会社を探していました。これからの世の中は、これまで以上に通信が欠かせないものになっていきます。また、スマートフォンでプレイする通信ゲームが好きだったこと、そのインフラを構築する仕事なら面白そうだと思い、さらにネットワークの設計や接続をする業務に携わることはやりがいもあるだろうと考えました。
サンコムは情報通信や社会インフラにかかわるさまざまな事業を行っているため、通信業界で幅広く活躍できると思ったのが入社を志望した理由です。さらに面接や先輩社員と接した際に気さくな人が多かった点も決め手となりました。
現在の仕事は、オフィスや自宅でインターネットを使えるようにするために光回線を構築することです。大手通信事業者様の回線工事の工程管理や、工事の調整を行うことがメインの業務です。その他にも、電波が届きづらいというオーダーには、回線を使用している場所を調査・特定し、小さな無線機を取り付けて電波改善をする業務も行っています。

これまでに携わったプロジェクトはどれも印象に残っているのですが、そのなかでも変電所に管理用のカメラを取り付ける工事は最も印象深い仕事でした。私が所属するアクセス部と他部門であるITシステム部が部門の垣根を越えて進めたプロジェクトで、遠隔で変電所の設備を監視することや、災害が発生した際にリアルタイムで施設の状況を確認できるようになりました。異なる知識や技術を結集し協力して進めた工事は、経験する一つひとつが新鮮で無事に完成したときはこれまでにない達成感がありました。それが実際に運用されている姿を見るのは大きな喜びでもあります。
アクセス部で行う主な工事は、大規模ネットワークを結ぶ基幹回線から各家庭や各企業へのアクセス回線の敷設、それに伴う電柱への光ケーブル敷設や接続業務などです。自分が指揮をとった仕事がカタチに残るので、その完成形を見ることができる点に、やりがいを感じます。

仕事で心掛けていることは、入念に準備をすることとスピーディに対応することです。準備をしっかり行えば、実際に現場で問題が発生することを事前に防ぐことができます。また、迅速に対応することは、発注者様からの信頼につながります。工事を進めるうえでリスクは最小限に留め、よりよい成果を上げるためには、いかに準備をするかが大切だと思います。施工管理をするようになってからは、今まで以上にコミュニケーションの重要さを感じるようになりました。発注者様や他の施工部門と話す際、内容の伝え方次第で相手の受け取り方が変わります。そこを意識してコミュニケーションをとることが工程管理では大切です。
私たちの仕事は、一言でいうと情報を届けるための仕組みをつくることですが、本質的には人と人のつながりをつくることだと思っています。発注者様とのつながり、他の施工部門とのつながり、社会にいるすべての人とのつながり、それらを大切にして誰からも「この人に任せれば大丈夫」と思われる人材になることが目標です。